MTB〜ロードバイクまで初心者が日々するメンテナンス(注油編)その2

その1が思ったより長くなってしまい、MTBやロードの注油までいかなかったのでその2です。チェーンも使っていると泥や砂等が付着して黒く汚れてしまいます。汚れたままのチェーンで乗っていると変速性能は落ちますし、砂が付いた状態は紙ヤスリと同じ効果で後ろのギアも前もギアもチェーンも全てが削れてしまい全てのパーツの寿命が短くなり、良い事は一つもありません。そうなる前にチェーンやギアを洗って注油しましょう。まず先に汚れるのはチェーンです。ツール・ド・フランス等に出ているプロチームが使っているフィニッシュラインというオイルメーカーでは目安として、160kmぐらいでチェーンの洗浄と再注油を行って下さいとしています。しかし、どうやって洗浄と注油をすれば良いでしょうか?

やっと本題です。(笑)簡単に洗浄と注油を行いたい方や長距離を走らず通勤や通学に使う人は、フィニッシュラインの1ステップクリーナー&ルブリカントを使いましょう。使い方は簡単でクランクを回しながらこれを吹き付けるだけです。これで汚れが落ちたらウエス(布、古いTシャツを切ったりして作って下さい)で軽く拭き取って下さい。チェーンを触って、ちょっと濡れている状態がベストです。これだけで洗浄と注油が両方出来ます。ただ簡単な分チェーンの皮膜が薄い印象があるので油切れになる前に100kmぐらいを目安に洗浄&注油をして下さい。雨の日の次の日は油分が流れ落ちていたり汚れたりするので、洗浄&注油しておくのも良いですね。あまり勢いよくつけ過ぎる他のパーツに飛び、油が付いてしまう場合もありますのでゆっくりやりましょう。またホイールのブレーキ面に油が付くと滑ってブレーキが効かなくので注意しましょう。油が付いた場合の対処法はバイクの洗浄編に書きます。YouTubeでもフィニッシュライン1ステップの使い方で検索すると動画でアップしていたりするので参考にしてみて下さい。

MTB〜ロードバイクまで初心者がする日々のメンテナンス(注油編)その1

自転車は日々使う物で定期的にメンテナンスしなくては折角買った自転車も錆ついて動かなくなってしまいます。そうならない用にちょっとした簡単なメンテナンスを紹介します。一番錆安い部分の一つがチェーンです。チェーンは油が付いてないと油切れのチェーン特有のキュルキュル音がします。それを放っておき雨に濡れてしまうとチェーンはすぐに錆てしまいます。油は工業用油を使いましょう。ゴマ油や天ぷら油等の食用の油を注すのはやめましょう。冗談の様な話ですが、実際にある話です。軽快車にオススメなのは、丸末油業のラッキーオイルです。

黄色と赤のキャップで中高年の方は見た事があると思います。自転車用では、一番ポピュラーな油です。軽快車やクイック式ではない自転車は値段も手頃ですし、使い易いのでオススメです。ホームセンター等に売っているクレ5-56でもいいのですが、錆と軋みに強いのですが直ぐに渇いてしまってこまめに注す必要があります。その点ラッキーオイルはオイルの粘度もそこそこあるのでウェット感が続いて長続きするのでオススメです。補足ですが、ブレーキには油は絶対に注さないで下さい。キーキー音が鳴るから注す方がいらしゃいますが、油で滑ってブレーキがまったく効かなくなります。ブレーキが効かないと止まれないので事故に繋がります。何度も書きますが、絶対に注しては行けません。

初心者にオススメ2020年モデルクロスバイク

早くも2020年モデルが発表されているので初心者にオススメのクロスバイクを紹介したいと思います。

TREKのFX1 Disc

    

55,000円(税抜)の価格でメカニカルディスクブレーキの付いたモデル。雨の日も晴れの日も変わらないブレーキ性能を発揮!ファーストオーナー様に限りトレックの生涯保証も付いたモデル。通勤、通学、買い物、フィットネスに最適です。

Trek FX3 Disc

   

82,000円(税抜)カーボンフォークと油圧ブレーキシステム搭載のワングレード上のクロスバイク。カラーも4色展開。さらに女性用のウーマンシリーズも2色展開とトレックが力を入れているクロスバイク。こちらも生涯保証付いてます。クッションが入ったグリップやカーボンフォーク搭載でロングライドに最適モデル。

GIANT COSTAR

56,000円(税抜)軽量クロスバイク。フロントの変速が2段になりシンプルな操作性と6万円未満のバイクでは最軽量9.7kgを実現。町乗りはもちろん、ロードバイクは怖いけどアグレッシブに走りたい人にオススメです。

GIANT GRAVIER

  

54,000円(税抜)27.5×45mm幅タイヤと太めのタイヤを装備して、アスファルトから砂利道などの荒れた路面でも軽快かつ安定的に走る事が出来る自転車。未舗装路や森林公園の砂利道等、普通のクロスバイクでは走れない場所も行って見たい方にオススメです。

トレックとジャイアントのホームページに詳しい装備と寸法が出ています。興味をお持ちの方は各社のホームページをご覧頂くか、店舗まで相談しに来て下さい。

これから自転車を始める方と初心者の自転車の選び方

一口に自転車と言っても色々な種類の自転車があります。山の中を走るマウンテンバイク(MTB)やアスファルトを快適に走るロードバイク、ジャンプしたりトリックを決めたりするBMX等があります。自転車を選ぶ時に考えるのはどんな目的でその自転車を使うか?と言う事です。例えば通勤で使う自転車を選ぶ時、週末にもスポーツで自転車で山道を走って見たい場合はMTBを選ぶと良いでしょう。逆に週末にサイクリングロードを走って見たい場合には、ロードバイクや値段が手頃なクロスバイクが最適です。通勤のみで使う方は、クロスバイクが手軽で泥除けやカゴやスタンドも後付けすることができます。オススメはスポーツタイプの自転車には大体ついていますが、車輪を簡単に外す事の出来るクイックレリーズの付いた自転車を選びましょう。パンクした時にチューブを入れ替え出来るので非常に便利です。後は体に合った自転車を選ぶ事が大事です。以上の事を考えて自分のスタイルにあった自転車を予算の範囲内で選ぶと良いと思います。大体5万円以上はしますが、あまり安価なモデルは軽快車(通称ママチャリ)との差がさほどありません。また大事に使って消耗品(タイヤ、チェーン、ブレーキパッド等)を交換していれば10年や20年使う事が出来ます。

ブログをはじめました。

どうやら私のフェイスブックページの投稿はマニアックな記事が多いらしい(笑)ので、ブログを始めました。こっちのブログではなるべく初心者の方にわかり易いを心がけて普段の自転車の手入れや、整備上の注意点、初めての自転車の選び方等を書いて後からでも簡単に見直しが出来るようにしたいと思います。不定期更新です。よろしくお願いします。

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